先日テレビを見ていたら 震災時のディズニーランドをやっていました。
地震が発生して40秒後には 場内アナウンスで避難指示がでて 各施設のスタッフの
誘導により全ての人(ゲスト 施設で働いているスタッフ)が建物の外に避難
しかも上から物が落ちてこない様な通路の中央付近へ。
1時間以内に社長を長とした「対策委員会」が発作し すぐさま全ての建物の
安全確認作業を始めたそうです。
その間避難していたゲストの方達は通路に座って居ましたが 万が一落下物で
怪我をしてはいけないとスタッフが 本来は売り物である「ぬいぐるみ」を渡し
頭を覆うよう指示したり 何時間もただ座らされているゲストに 「エコノミー
症候郡」になってはいけないと軽い体操をさせたり お腹がすいてきたスタッフが
「みんなもお腹がすいているだろう」と やはり売り物であるお菓子類をみんなに
配ったりしていました。
これらの行動は全てアルバイトであるスタッフの独断で行った事だそうです。
また待機中に雨が降り出したうえに 外気温は5度くらいで寒かったため
ゴミ袋やお土産を入れるビニール袋などを配りカッパの代わりにして貰ったり
下にブルーシートを敷きその上に上がって貰いその上からまたブルーシートをかぶせ
雨と寒さ対策を行ったりしていました。
ランドよりもシィーの方が安全確認が早く終わり ゲストの方達をシィーの方へ
移動する際も 駐車場の方は「液状化現象」で通れないため 本来はスタッフしか
通らない通路より誘導したそうです。
そんなこんなでかなり遅い時間になり(確か9.10時くらいだったかなぁ)
お腹をすかせたゲスト全員に 温かい「おこわ」のような物が配られました。
万が一の為に5万人が3日間食べられるように常時用意されているそうです。
ディズニーリゾートでは万一のため 年間180回くらいの避難訓練を行っている
そうで 今回の震災で日頃の成果が現れたものと思いました。またスタッフの方達の
笑顔を絶やさないでゲストに接しているのもすばらしい事だと あらためて関心
しましたし お菓子類を配ったりぬいぐるみを配ったりと たんなるアルバイトに
そこまでの権限を与えている会社側もまたすばらしい会社だと感じました。
本で「社会に出て必要なことはディズニーランドで教わった」たしかこのようなタイトル
だったと思いますが 時間と興味がありましたら一度読んでみて下さい。
私は「仕事をしていくということは、こういう事なんだ」と何度も読み返した本でした
posted by hone at 12:23| 栃木 ☀|
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院長日記
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